「天職」に転職!「岡本伯雅」さん・・その1
この記事は 2008年3月26日 に書いた記事です。
現在は状況が異なる可能性があります。
おしゃか様の前で
元ワル VS サルの
腕ずもう対決 笑
ある日の事、探検家のファンの方より(笑)、
青森で頑張っている彫刻家がいるから、応援してあげて!
という依頼を受け、
私に頼んだらメチャクチャに書きますよ 笑
と忠告したんですが、それでいいみたいで(笑)実際に取材に行って参りました。最初、「仏像彫刻」と聞いた時、正直まるっきり興味無い上に(笑)、探検家のようなパープリンが理解できるか不安だったんですが、ものすごく気さくな彫刻家・岡本さんから、今までの人生・彫刻に関するお話を聞いて、私も応援したくなってしまいました!
岡本さんが彫刻を始めたのは、
ほんの6年前
(36歳というかなり遅い年齢!)
ケガをして大工を続けられなくなった時に、入院生活が暇だから、その前にちょっと興味のあった彫刻の本でも読んでみようと思ったのがきっかけだそうです。本を探しに成田本店に行って、彫刻の本を探している事を告げると、
今、コレしかないですね~!
と、薦められたのがこの本「仏像彫刻のすすめ」だったそうです。入院中、この本に書かれている事を見ているうちに、子供の頃から手先が器用で賞ももらった事があるという奇特なヤンキーだった岡本さんは(笑)、
自分でも出来るかもしれない。
と思い、退院後、本に書かれている物を一つ一つ作っているうちに、本格的にこの道に進みたくなり、奥さんに
5年で必ずプロになる!
と宣言し、それから家にこもって仏像造りを始めたそうです。さすがに親戚とか友人は、それを聞いた時は、おかしくなってしまった(笑)と思ったらしいんですが、それでも黙々と続けた4年目の事、偶然、西洋画で有名な山内先生という方に、作品が評価され、あれよあれよと思っているうちに、その道の最高峰の冊子である「美術年鑑」に掲載され(これに載るのも非常に難しく奇跡的らしい)、06年には権威有る大阪の美術展で「特選」を受賞してプロとしての道を歩き始めたそうです。
36歳からイキナリこういう道を目指した事自体もビックリですが、なんで仏教かと聞いたら、「ナリ本にそれしかなかったから」と言われたのにもウケマシタ(笑)。
まさに、青森が産んだ
メイドイン ナリ本 彫刻家(笑)
凄すぎます。話を聞けば聞くほど、全てがこの道へ行くためにつながり、今の岡本さんがあると思ってしまいました。昔は西中で知らない人がいないくらいのワルで、その筋の方々からもスカウトがいらっしゃった位の逸材が、今、仏教彫刻家・・・笑。
おかげで、仏像が14億円で落札(コチラ)とかいうニュースを聞くと、昔なら全く興味無かったのが、反応するようになってしまいました(笑)。魅力あふれマクリマクリの岡本さんの記事は、来週また書きます。今度は作品とプロの彫刻家について語りますね!
岡本さんのホームページ、かなり芸術的!
あおもり くどう(これから寺行った時、見るもの変わりそう 笑)
4 コメント
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話はそれますが、昨日某所で成田本店の
成田社長に初めてお会いしました。
そこで、前々から気になる質問をしてみました。
Q1 なぜ成田本店という名称なのか?
A1 名付けた人(お父さんかおじいちゃん らしい)が他界したので分からない が本店・支店の本店ではなく、
本の店という掛詞になっている
Q2 たくさんお店があるが、どこが
本店なのか?
A2 1号店は今はなくなったが浪打に
あったが、今ある店舗で特にどこが
本店とかは決めていない
とのことでした。
多少、お酒の入った席でしたが不躾な質
問に成田社長は丁重に答えてくれました。
岡本先生ゴメンナサイ!
成田本店と聞いて反応してしまいました。
浪打の成本が1号店でしたか(今のお好み焼きバリバリのとこ)?若い子は解らないでしょうけど、私が子供の頃は通ったものです。
懐かしいですね~。
岡本さんは大丈夫ですよ、気さくな方ですし、「取立屋」させても、それなりの結果出す方でしょうから(笑)。
こんばんは
くどうさん
美味しいお店の情報も役に立っているんですが、こーゆー人物伝みたいなのも読んでいて楽しいです♪
続きが楽しみです☆
>【人に歴史あり!】さん
こーゆー人物伝って確かに面白いですね。青森にもこんな人居たんだって感動したりします。また、見つけてきますね。