青森に昨年のスノーボードの全日本選手権でチャンピオンになった方がいると聞き、会いに行ってみたら・・・

意外に照れ屋さんな好感度バツグンの青年だった（笑）


昨年の冬ごろ、何気に青森情報を載せてるブログをテキトーにネットサーフィンしていると、強烈な新聞記事の切り抜きを掲載しているブログを発見！

「今（青森）念願の初V／全日本スノボ大回転 」
新聞記事コチラ！

要は、青森にスノーボードで全日本選手権で優勝した人がいてオリンピックに出れるかもしれないという内容だったんだけど・・・

みんな聞いた事ある？俺無いよ（笑）

ヘナチョコとは言え、一応スノボやってる探検家ですら初めて知った衝撃の記事。一般の人なら尚更知らないだろうし探検家もスノーボードの世界は分からない事だらけなので、浅虫でダイバー/ボーダー/スキーヤー向けのプロショップを営んでいる「MAC」さんに連絡し、

勝負師過ぎる
今　拓洋（タクヒロ）さん
に会わせてもらいました！

※後ろでさりげなく写っているのが、弟を強烈に応援している記事を掲載していた某ブログを運営する実のお姉ちゃま（探検家がいきなり撮ったから写っただけだが　笑）。

昔からプロショップを営むお父様に、お姉ちゃんと一緒に3歳からスキーを仕込まれた拓洋さん（モヤに行くとそういうキョーレツな親子鷹良く見かけるね　笑）。子供の頃からスキーの世界でもそれなりの成績を上げながらもタイムを競うスキーの世界から一旦離れたくなり、中学の頃からは遊びでボードを始める事に。高校時代はとにかく楽しく滑るだけで、大会に出てどうのこうのと言うのもなく過ごし社会人として過ごしていた

20歳の頃から急に
スノーボード・アルペンの世界で頂点を目指して頑張ってみたい！

と思うようになり、今に到るとの事。
※若かりし頃の心境の変化が描かれた記事を見つけたので読んでみてくださいな（コチラ）


昨年の全日本の大会で優勝し、ワールドCにも何度か出場したものの国際スキー連盟（FIS）の推薦基準には届かず、今回のバンクーバーオリンピックの出場までには到らなかったとの事。男子アルペンの日本代表は、野藤優貴さん（22歳）という方1人という厳しい世界。

色々聞いてて印象的だったのが、
1秒とかコンマ何秒の世界で戦い続けてイヤになる時ってない？
って聞くと、ソッコーで、

好きで始めた世界なので唯の1度も無いです！

と言い切ったのはカッコイイ。やはり「覚悟」を持って挑んだ人間は、ホント強いって思いますわ。こちらが聞きにくいきつそうな事も淡々と話すし、さすが勝負の世界で生きている方、

自信持った、いい勝負師の目で語る！
※迷いがないね。

本業のプロショップでも、テクニックの面を始め、どんな道具を使えばいいのかとか調整をどうすればいいのかとか、様々なアドバイスが出来る点でも経験は全て活きているとの事。

現在28歳となりボードの世界でもベテランと呼ばれる域に達しているものの、全日本の大会でも、

3年前2位→2年前2位→それで昨年ついに1位
※競馬だったら「軸」に最適だね（笑）

と、まだまだ伸びていけると信じて頑張るが、生活
や人生設計を踏まえた上でボードとの接し方を考えていきたいとの堅実な面を持っているのもイイ。お姉ちゃん始め（笑）、家族・会社（MAC）の方々の協力・応援があってできる勝負への挑戦、
そんな中でプレッシャーなんかはないの？
と聞いてみると、

今の自分には、
心地よい緊張感があるだけです！

だって・・・・・・

カックイイ～～～～～笑
※「競馬のG1レースのファンファーレが鳴ると心臓がバクバクします」って言うオヤジがココに居るわけだが（笑）

今年は、PSAというプロの大会で日本国内を遠征していくとの事（コチラのサイトで成績見れますよ）。今年のオリンピックの事や青森県内のスキー・ボード事情も色々聞いたので、それは明日また語りましょう！
努力家だし、ひたすら前向きな勝負師が青森に居たと知っただけで嬉しいですな。機会があったら、みなさんも応援しようね！

あおもり　くどう
※ヘナチョコボーダーの称号を卒業する前に、たくさん言い訳考えながらスキーに逃げようとしている男　笑